そろそろお米を予約する季節がやってまいりました。
2016/04/16
パルシステム歴12年のしまこです。
先週、めずらしく仕事中の夫からメールがありまして、
「お米4袋、たのんでおいたよー」というのです。
わー、よかった、たすかったー、
送ってもらえるんだー、と思ったのです。
なぜならば、今週いよいよお米がなくなるからです。
そして今週、めずらしくパルシステムで
お米を注文したのです。
「よかった、お米いつとどくかな」→送信。
しかし、夫の答えはちがいました。
「新米の話だよー」
そう、今年、これからつくるお米の予約でした。
わが家は夫の実家経由でお米を注文して、
玄米の状態で保管していただいてます。
お米4袋というのは、正確には玄米30kgを4袋のことです。
一昨年までは3袋の注文だったのですが、
子供が成長し、いよいよ足りなくなり、
去年から4袋を注文しています。
価格は1袋あたり8000円です。
以前は近所の○○商店さんに注文していたのですが、
去年から親戚の○○叔父さんから買っています。
○○商店さんのときは、1袋9000円でした。
○○叔父さんも最初は9000円でしたが、
去年は「できがよくなかった」といって
1袋あたり500円返金があり、さらに今年は8000円です。
そういうわけでわが家では、
毎年、お正月にお米代をもって、実家に帰省しています。
お正月はお年玉やらお米代やら、出費が大きいです……。
さて、そんなお米の予約ですが、
いまの時期は、夫の実家だけでなく、
全国的にお米の予約の季節なのかもしれないです。
というのは、夫からお米の予約メールが来たその日に、
生協パルシステムでも「予約登録米」いかがですか、と
チラシが入ってきたからです。
ちなみに、わが家では新米はお正月から食べます。
ほんとうのとりたての新米って、
夫の実家では食べてなかったそうです。
夫の実家は10年近くまえまでは、お米をつくっていました。
でも、減反の順番がまわってきたのをきっかけに、
お義母さんは米作りをやめました。
「減反」と聞いたとき、
わたしは「社会でならってたけど、
減反ってまだやってたんだー」という感想でした。
お義母さんだけでなく、田舎では
減反を機に田んぼをやめる人は多いみたいでした。
いま、わたしたちがお米を予約している
○○叔父さんの家には息子1人、娘2人がいて、
3人とも家を出ているそうです。(夫談)
以前、配達担当者さんに
「旦那さんの実家に帰って農業したらいいですよー」と
いわれたことがありますが、
たしかにわからないでもない日本の農業の現状です。
夫の実家のまわりには、大きな家が多いです。
結婚したとき、ご近所をごあいさつにまわったのですが、
わたしが見たことのないほど大きくりっぱな家が多かったのです。
「大きな家を新築して、あとは嫁を待つばかり状態」でした。
やだ、こわい。
夫の実家に帰るたび、そうした田舎の農家の現状を
お義母さんから見聞きしておりますと、
パルシステムのカタログのにこやかな生産者さんの姿に
ほっといたします。
ではまたー。