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小学校の卒業式に小1の息子を連れて参加しました

2016/03/26

うっかり、失敗しました。

自分が小学生のときは、

1年生から5年生まで、

そろって卒業式に参加していました。

そんな古い記憶が、判断をにぶらせました。

青空と校舎

 

いま、子供たちがかよう小学校では、

1年生から3年生までは、

卒業式の日、9時下校なのです。

1年生から3年生までの生徒は、卒業式に参加しないのです。

いつから、そういう習慣になったのかわかりませんが、

それで、娘の卒業式の日には、

小1の息子が帰宅するのを待って、

3人そろって会場の体育館へむかいました。

 

そのとき、わたしたちが用意したものは、

スリッパ、カメラ、ハンカチ、ティッシュ、

小さな水筒……、などでした。

そう、わたしたち夫婦は、ついうっかり、

大切なことをわすれていたのです。

 

卒業式がはじまって、10分たたないうちに、

息子がひまをもてあまして、わたしをつつきだしました。

ふだん、おとなしい息子です。

大きな声を出す、立ち上がるなんてことはしません。

だからこそ、うっかりしていたのです。

小1の息子に、卒業式は耐えられない。

息子のまえの席には、たまたま未就児童らしき

ちいさな男の子がいました。

すると、その男の子に、

隣にすわっている保護者が絵本を見せはじめたのです。

あまりのみごとさに、わたしは隣の主人をつつきました。

「かしこい……」

いっぽう、われわれときたら……。

 

わたしは念のために持ってきたペンをとり出しました。

しかし、紙がありません。

しかたなく、ポケットティッシュに入っていた

チラシのうらをひろげました。

式が終わるまでの時間、チラシのうらではたりず、

保護者用の名札につかっている色画用紙を出しました。

さいわい、娘の分はもうつかいませんから、

いくら書いてもかまわないのです。

(もちろん、受付で受けとった「式次第」という

大きな紙はありましたが、それに落書きをしたら、

娘にすまないので、つかえませんでした……)

 

息子はまんまと落書きにはまり、

ふくみ笑いがとまらないほど、たのしそうでした。

わたしはというと、うるうるすることもなく、

息子の落書きの手伝いをしつつ、

まえの席の保護者が、シールブックを出したり、

カルピスウォーターを出したりするたびに、

自分のうかつさにほぞを噛んだのでございます。

 

それにしても、小さい子供を連れて、

しずかにしていなければならない場所で

長時間すごさなければならない、

という大変さを、ひさしぶりにあじわいました。

 

ほんとうに、うっかりしていました……。

小学1年生はまだまだ、です。

 

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