花粉症の子供をスイミングスクールに通わせるということ、その1
2016/04/20
先週、息子が急性中耳炎、急性副鼻腔炎と診断されました。
息子は7歳です。
4歳から花粉症です。
6歳の5月からスイミングスクールに通っています。
経緯としては、こうです。
夜、息子が耳のへんが痛い、といいだしました。
おたふく? ←予防接種はしてある。
中耳炎? ←そうかも!
主人が子供にも飲める痛みどめの市販薬を買いに行き、
耳の痛みはおさまりました。
翌日、耳鼻科へ。
担当の先生がいきなり、
「スイミング、かよってますか?」
「……はい」(なんで、わかるの?)
病院の先生に、こういわれました。
「これを読んで勉強してくださいね」
結論として、プールの水は
花粉症の鼻の症状を悪化させるのです。
花粉症の時期は鼻の粘膜が敏感です。
だから、水そのものが鼻への刺激になるし、
プールの消毒薬も刺激になります。
はずかしい話ですが、
わたしはこの冊子を読むまで、
息子の花粉症と水泳を結びつけて
考えたことがありませんでした。
急性中耳炎については、
息子の耳の痛がり方から想像していました。
しかし、急性副鼻腔炎との診断には
とてもおどろいたのです。
副鼻腔炎というのは、聞きなれない病名でしたが、
つまり蓄膿症(ちくのうしょう)のことでした。
蓄膿症、という言葉が先生の口から出たとき、
わたしは主人の姪が蓄膿症であることを思い出しました。
遺伝的要素があって、その体質はなおらないのか。
そう思ったのです。
しかし、耳鼻科の先生がいうには、
急性の蓄膿症(副鼻腔炎)は
きちんと治療すればなおる、ということでした。
なおらない蓄膿症というのは、
慢性の蓄膿症のことです。
適切な治療ができれば、
慢性の蓄膿症にはならないとのことでした。
「治療には1ヶ月かかります、
そのあいだはスイミングスクールは休んでください」
それで、抗生剤やら、鼻の穴にスプレーする薬やら、
初回は計7種類の薬が出ました。
メイアクトMS錠100mg
ビオフェルミンR錠
ムコダイン錠250mg
アレロックOD錠5
タリビッド耳科用液0.3%
小児用フルナーゼ点鼻液25μg56噴霧用
カロナール錠200
カロナールに関しては、
子供にはおなじみの解熱鎮痛剤です。
こんなに薬を出されるのははじめてで、
薬の飲みわすれ、飲みまちがいなどがないように、
朝晩に飲む1回分の薬を
小皿にわけておくことにしました。
しかも点耳薬は3滴入れて、5分放置、と
時間が決められていて、タイマー必須なのです。
病院の指導をまもって、
慢性に移行するまえにきっちりなおします。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)は完全な治癒が
なかなか困難なのだそうです……。
つづきはまた明日に。
ではまたー。